こんな悩みを解決します。
ITコンサルの年収は高いってよく聞くけど本当なのか? ITコンサルに転職したら、どれくらいのペースで年収があがっていくんだろうか? なんでそんなに高年収なんだろうか?(ずるい!)
<本記事の内容>
・年収ランキングを独自公開
・ITコンサルタントの年収が高いワケとは
・【厳選】たった3つの転職エージェントでITコンサル転職で高年収を実現しよう。
<この記事の執筆者>
30代で年収1000万円は普通なの?
結論からいうと、普通です。
もっというと20代で1000万円を稼いでいる人もゴロゴロいます。
僕の周りのよくある例でいうと、
元エンジニア(30歳)で年収500万の方が、ITコンサル業界に転職し、
入社時年収700万→1〜2年後800万、5年後1000万(35歳) のように年収をあげていくようなケースです。
SNS上ではこんなコメントも。。
下記、ITコンサル業界ではごく普通の年収up例をいくつかお伝えします。
26歳男性 元SE (業務アプリ系) 年収450万
↓
大手ITコンサル会社へ転職、年収600万にup(アソシエイト)
↓
3年後 29歳で年収800万(シニアコンサルタント職)
↓
5年後 31歳で年収1000万(マネージャ職)
31歳 女性 元営業職(システムパッケージ販売) 年収550万
↓
ベンチャー系 ITコンサル会社へ転職、年収650万にup(パッケージ導入コンサル)
↓
3年後 34歳で年収800万
↓
5年後 36歳で年収1000万(マネージャ職)
36歳 男性 元SE(チームリーダー) 年収700万
↓
中堅ITコンサル会社へ転職、年収900万にup
↓
1年後 37歳で年収1000万(マネージャ職)
↓
3年後 39歳で年収1200万(シニアマネージャ職)
なお、年齢があがるにつれ採用要件のハードルがどんどんあがっていきます。
そのため、年齢がなるべく若いうちにITコンサル業界に転職することをおすすめします。
ITコンサルタントの平均年収
経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、
ITコンサルタントの平均年収は928.5万円です。
同調査結果のSE、プログラマの平均年収568.5万円と比較すると、
およそ1.6倍も高い年収水準であることがわかります。
ITコンサル企業の年収ランキング
有価証券報告者や大手口コミサイト等信憑性の高い情報を元に、独自で年収ランキングを作成いたしました。
2位:野村総合研究所(NRI) 1008 万
3位:PwCコンサルティング 1000 万
4位:ベイカレント・コンサルティング 933 万
5位:アクセンチュア 900 万
5位:EYストラテジー&コンサルティング 900 万
5位:KPMGコンサルティング 900 万
5位:スカイライトコンサルティング 900 万
9位:アビームコンサルティング 850 万
10位:日本IBM 838 万
ベンチャー系企業は情報があまり出回っていないことと、
人によってブレ幅が大きいため、敢えてランキングから除外した企業もあります。
実際、私の周りでも、
ベンチャー系ファームに高年収で入社をしている人は沢山います。
優秀な転職エージェントを味方につけ、好条件を引き出すことがポイントです。
なお、ITコンサル企業一覧(外資大手、日系大手、ベンチャー系)はこちらで説明しております。
【分かりやすく】ITコンサルファームの企業一覧。外資/日系/ベンチャー系か丸わかり。
ITコンサルタントの年収はなぜ高いのか?
IT人材が「圧倒的に不足」しているから
経済産業省「IT人材育成の状況等について」では、毎年IT人材不足数が増えていき、
2030年に58万人不足すると試算されています。
IT人材が不足するということは、多くの企業が「高年収を出してでも採用したい」
ということになり、年収が更に高騰していくことが予想されます。
さらに昨今の年功序列制度の崩壊、実力主義への転換という流れから、
若くてもITスキルがあれば高年収を狙いやすくなっております。
現に、20代〜40代のSE、プログラマがITコンサルタントへ転職し、
高年収を得ている事例はは沢山あります。
自分はITコンサルになれない、と「思い込んでいる」人が多いから
ITコンサルの年収が高いもう一つの理由に、
「自分はITコンサルになれない」と勝手に思い込んでいる人が多いこと、も挙げられます。
「ITコンサルってなんか難しそう」
「何をやっているかよくわからない」
「未経験だし不安。。」
という方が沢山いらっしゃいます。
こういう思い込みから、ITコンサルタント職=難しい仕事
というイメージができ「年収高くても当たり前」という風潮になっています。
確かに決してラクな仕事ではありません。
が、現在ITコンサルタントとして活躍している大勢の人も、最初は皆、「未経験者」だったのです。
なので全く恐れる必要はありません。
未経験者でもITコンサルになれるの?おすすめの企業は?という疑問には、
こちらの記事で詳しく解説しておりますので参照ください。
【エンジニア必見】ITコンサル未経験でも問題ない?未経験者向けおすすめ厳選ファーム6選
未経験者からよくある質問と回答
激務じゃないの?
コンサル=激務と思われがちですが、近年ではかなり緩和されてきています。
例えば、業界をリードするアクセンチュアでは、社員1人あたりの残業時間は1日1時間以下、の水準になっています。
(公式HP情報)
私の周りでも、近年の「働き方改革」やそれに伴う法整備によって、深夜帯まで働くということはかなり減ってきています。
ただし、企業によってはまだまだ残業が多いところもありますので、ワークライフバランスを特に気にされる方は、
その点を転職エージェントに相談することをおすすめします。
未経験者向けの研修はあるの?
企業によりますが、研修を設けている企業のほうが多いです。
しかし、研修を受けたからといってITコンサルで活躍できるとは限らないです。
本を読んだだけで、全て実践できるようにはならないのと同じで、
分からないながらも、まずは現場に出て、チャレンジすることが大切です。
ただし、チャレンジして失敗したとき、それをフォローしてくれる体制があるかどうかは、
企業選定の際に見極めるべきです。
例えば、会社としてメンター制度がある、コンサル未経験者だけを同じ現場にアサインしないなど、です。
こういう企業であれば、ある程度安心してチャレンジすることができるので、
スキルアップもしやすいでしょう。
英語は必須?
あれば尚良いですが、必須ではありません。
企業・サービスのグローバル化が進み英語が求められるシーンは確かに多くなりました。
しかし、ITコンサルタント自体が日本でまだまだ少ないため、
英語が喋れなくとも、ITスキルと日本語でのコミュニケーションスキルがあれば戦っていけます。
更に幅を広げたいという方は、まず国内でITコンサルタントとして活躍できるようになったのち、
+αで英語の勉強をし、グローバルPJに携わっていけばいいのではないでしょうか。
資格は必須?
必須ではありません。
いくら資格を持っていても、実務でのITスキルやコミュニケーションスキルがなければ相手をされません。
そのため、資格取得の前に、コミュニケーションスキルや経営視点で物事を考えられるような学習・訓練を積む事をおすすめします。
ITコンサルの資格についてはこちらで詳しく解説しております。
ITコンサル転職で資格は必要?おすすめの資格や難易度は?資格支援制度がある企業も紹介
なお、未経験者がITコンサル転職でよく失敗すること・後悔することについては、
こちらの記事で解説しておりますので参照ください。
【未経験者必見】ITコンサル転職の失敗例と後悔しない具体的方法について徹底解説
高年収で転職するには「優良な転職エージェント」を使いこなす事
理由①:最新の求人情報が手に入れられる
各社の採用状況は、刻一刻と変化します。
昨日まではこのポジションで積極採用していたのに、採用しなくなった。とか、
今月から数名限定でマネージャ職を募集するようになった、などです。
そのため、転職エージェントに各社の最新の採用情報をふまえて求人を選んでもらうのがおすすめです。
理由②:自分に合う求人情報が手に入れられる
転職エージェントに相談する過程で、自分が考えてもいなかった希望条件に気づく事があります。
例えば、できれば先々英語を使って仕事がしたいので、グローバル案件を抱えており、
英語を使った仕事ができる可能性がある企業がいい、と気づけたりします。
転職エージェントから、こういう点は気になりませんか?などの質問を受け、
気づいたという方も多いです。
理由③:年収交渉などを代行してくれ、好条件を引き出しやすい
年収交渉を直接行おうとするのは、正直かなりしんどいです。
ただでさえITコンサル未経験というのに、
年収交渉しようとしたら、相手から印象悪く思われないか、とか内定出なかったらどうしようか、など悩むことが多いかと思います。
そこで希望年収などの諸条件は転職エージェントに伝え、転職エージェントに最大限交渉してもらう事がおすすめです。
転職エージェントは条件交渉のプロですから、企業からしても交渉はよく受けるため、
あなたの印象が悪くなることはよほど無茶な条件でなければないでしょう。
【この3社で網羅】絶対に登録しておきたい転職エージェント(厳選)
ITコンサル転職を少しでも考えている方に「この3社は外せない」という厳選企業をご紹介します。
なぜこの3社なのかというと「求人がほぼ全て網羅」でき、「自分に合った企業から内定が出る可能性が高い」からです。
この中でまだ登録していないエージェントがあれば、登録することを強くおすすめします。
マイナビITエージェント
項目 | 詳細 |
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年齢層 | 特に20〜30代 |
独自の強み | ①業界大手であり求人数が豊富 (コンサル系もSI・社内SE系もどちらも扱っているため、「まだITコンサル業界にいくか悩んでいる」人にも、別の角度から合った求人を紹介してくれる。) ②「IT領域に特化」しており、IT業界の理解が深いアドバイザーが多い。 ③最先端技術が扱える非公開求人もあり、エンジニア思考の人にもおすすめ。 |
紹介先企業例 | 野村総合研究所(NRI)、NTTデータ、アクセンチュア(IT部門)、スクエアエニックス、Skyなど多数 |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
アクシスコンサルティング
項目 | 詳細 |
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年齢層 | 特に20〜40代 |
独自の強み | ①コンサル業界に特化しており、未公開求人を多数かかえていること(全体の約8割) ②コンサル業界のCEO・幹部クラスとの繋がりが強く、好条件(高年収)でのオファーが見込めること ③社員の士気が高く「良い」キャリアアドバイザーに巡り会える可能性が高いこと(これ地味に重要) |
紹介先企業例 | アクセンチュア、BIG4(デロイト、PwC、EY、KPMG)、アビームコンサルティング、日本IBM、フューチャー、など(未公開求人も多数) |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
JACリクルートメント
項目 | 詳細 |
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年齢層 | 特に30〜50代 |
独自の強み | ①ハイキャリアに特化しており、極めて好条件の求人が多いこと ②高年収獲得を売りにしており、企業への交渉力が極めて高いこと ③企業幹部が狙える「未公開求人」も扱っており、自分の力を試せること |
紹介先企業例 | 非公開だが、大手〜急成長ベンチャー企業まで様々(自分に合った求人が紹介される) |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
✓アクシスコンサルティングはITコンサルの未公開求人が多いため、自分に合ったITコンサル求人が見つかりやすい。
✓JACリクルートメントは難易度高いが「チャレンジ求人」だと思って登録してみる。運良く、想定以上の高年収でオファーが出るということもある。
✓ふまえて、この3つの転職エージェントでITコンサル転職活動は網羅できる。
まとめ
・ITコンサルの年収が高い理由は「IT人材」が圧倒的に不足しており、企業が高い年収を出してでも採用したいという状況になっているから。
しかも、人材不足の状況はますます加速するため、ITコンサルはますます必要とされる。
・高年収で転職を実現するためには「優良な転職エージェント」を使うことが重要。求人を網羅できるよう、優良エージェントを複数登録するべき。
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