こんな悩みを解決します。
最近、ウルシステムズという企業の存在を知って興味がある。年収はどれくらいなんだろうか、悪い評判などないのだろうか。併せて受けたほうが良い企業はないだろうか。
<本記事の内容>
・ウルシステムズと併せて受けたほうが良い企業についてわかる。
・もしこの3つの転職エージェントを使っていなければ絶対「損」。今からでも活用すべし。
<この記事の執筆者>
この企業はコンサル未経験者も積極採用をしており、転職エージェントからもよく薦められる企業の一つかと思います。
しかし、比較的新しい企業でもあるため、出回っている情報も少なく、
この企業は良いのか悪いのか・自分に合っているのか?など不安に感じられている方も多いと思います。
そこで今回、ITコンサル業界で3000名以上のキャリア面談経験のある私からご紹介します。
ウルシステムズとは、特徴
ウルシステムズは、2000年に創業された国内独立系のSI、ITコンサルティング事業を行うIT企業です。
創業者はスタンフォード大学コンピュータシステム研究所出身の漆原茂氏です。
ウルシステムズは「エンジニアリングとコンサルティングの二刀流」を掲げており、
エンジニア色の強いコンサルティング会社です。
「エンジニアリング」や「コンサルティング」は顧客課題を解決するための手段にすぎず、
顧客の課題解決を達成するためには手段を問わないという流儀のようです。
コンサルティングに興味はあるが、技術も好きなんだよな。。
という方にはうってつけではないでしょうか。
ウルシステムズの年収は。1000万超えはいつできる?
平均年収:778万(算出対象人数30名)
平均年齢:37歳
ウルシステムズは平均を上回っている水準であると考えられます。
※役職別の想定年収
コンサルタント 400万〜600万
シニア・コンサルタント 600万〜800万
マネージャ 800万〜
シニアマネージャ 1100万前後〜
パートナー・役員クラス 1500万前後〜
コンサル未経験者が入社するとすればコンサルorシニアコンサル職がほとんどでしょうから、
入社後3〜5年程度でマネージャ以上、1000万というのが見えてくると思われます。
平均年齢も考慮すれば40代前半で1000万が見えてくると思われます。
ウルシステムズの評判
ウルシステムズ社員の声で、多くあがっているものをまとめました。(信憑性の高いサイト情報を元にしています。)
「良いコメント」と「悪いコメント」が半々くらいです。
社長がカリスマであり優秀。部長クラスも秀でた社員が多く、目指すべき人物が身近にいることが魅力的である。
評価制度が曖昧で何を持って評価されているのかがわからない。ただし最近制度改正したこともあり、今後に期待したい。
能力開発補助制度として、月10万円までの補助金が出る。さらにPMPなどの資格取得支援制度もあり、能力開発しやすい環境。
プロジェクトによっては深夜残業、土日出勤をする「激務」な現場も複数ある。運次第ではワークライフバランスが極めて取りづらい環境。
<要点まとめ>
コンサル未経験者にもオススメできる環境だと言える。
②PJ次第ではワークライフバランスが取れないことも覚悟したほうが良さそう。
③評価制度が曖昧である可能性が高い。現行の制度がどうなっているか、面接時にチェックしよう。
ウルシステムズの求人について
中途採用で募集している職種のうち、主な求人をピックアップしてお伝えします。
求人②:PMコンサルタント
求人③:アプリケーションスペシャリスト
求人①:ITコンサルタント
想定対象年齢 | 30代前半〜 |
想定オファー年収 | 400万 – 1005万 |
必須経験 (Must) | ・3年以上のオープン系業務システム開発経験があること(Java経験があるとなお可) ・業務要件定義経験 下記のいずれかに該当すること ・システムアーキテクチャ設計やフレームワーク開発の経験がある ・業務システム開発分野でのアジャイル開発の経験がある ・プロジェクトマネージャー、もしくはプロジェクトリーダーの経験がある ・クラウド、ビッグデータ、IoTなどの技術分野で知見がある ・Amazon Web Serviceの認定資格を有している |
踏まえて分かること | 該当スキルが多ければ多いほど、オファー年収が上がると思われます。 類似経験含めて、積極的にアピールしていきましょう。 |
求人②:PMコンサルタント
想定対象年齢 | 30代前半〜 |
想定オファー年収 | 855万〜1245万 |
必須経験 (Must) | オープン系基幹業務システム開発におけるプロジェクトマネージャの経験(3年以上) |
ふまえて分かること | コンサル未経験でも、SIerや情シス部門等でプロマネ経験があれば採用される可能性が十分にあります。 |
求人③:アプリケーションスペシャリスト
想定対象年齢 | 20代後半〜 |
想定オファー年収 | 705万〜900万 |
必須経験 (Must) | ・オープン系基幹業務システム開発において要件定義工程の推進経験(3年以上) |
ふまえて分かること | 技術が好きという方は、スペシャリストとしての道が用意されています。 |
最新の求人情報は優良な転職エージェントに質問することがオススメです。
ウルシステムズと併願で受けたい企業5選
デロイトトーマツコンサルティング
Big4の一角で戦略〜業務コンサルティングを得意としております。
近年ではデジタル領域を強化しており、ITコンサルティングができる上流SEの採用も積極的に行っております。
ITコンサル業界でもかなりの高待遇であり、ITコンサル業界年収ランキングでは1位の企業です。
独自調査の年収ランキングは以下URLを参照ください
【ランキングあり】30代1000万超えは普通?ITコンサルの年収について。
チャレンジ応募になるかもしれませんが、合格したらラッキーという気持ちで受けてみるのはありだと思います。
アクセンチュア
業界最大手の総合系コンサルファームです。
コンサル未経験のIT人材、非IT人材の採用も積極的に行っております。
クライアントも業界トップシェアの企業が連なり、大規模案件に携われる可能性が高いです。
求人も豊富ですので、最新の求人情報は優良な転職エージェントと相談することをおすすめします。
(優良な転職エージェントについては後述)
ベイカレント・コンサルティング
東証一部上場の日系コンサルティングファームです。
※ディルバート創業者の出身ファームです。
外資ファームに劣らない高年収が魅力で入社する方も多いです。
「年収重視」の人は受けてみ事ををおすすめします。
ビジョン・コンサルティング
創業から6年で社員数300名、売上30億円を超える、急成長中のファームです。
コンサル未経験者向けの研修やフォロー制度が手厚く、コンサル未経験者には特にオススメのファームです。
国内では大阪、名古屋、海外ではLAとグローバル展開をハイスピードで行っており、
「成長志向」の人にも合っている企業でしょう。
マネジメントソリューションズ
社名のとおり「マネジメントコンサル」に特化したコンサルティングファームです。
いわゆるPMOコンサルタントとしての専門性を磨くことができ、
「マネジメント」に興味があるという方は特にオススメのファームでしょう。
マザーズ上場ですが、社員数250名ほどとそこまで組織が肥大化していないため、
ある程度の裁量、安定感のある中でマネジメント力を磨きたいという方にうってつけのファームです。
【コンサル転職】マネジメントソリューションズ(MSOL)の年収・評判・求人。悪い評判とは?
【後悔しないために】転職エージェントを適当に選んではいけない理由
この記事をお読みの方は、すでに転職エージェントを利用している方も多いかと思います。
しかし、ITコンサル転職を成功させるためには「絶対に」適当に転職エージェントを利用してはいけません。
その理由を解説します。
理由①:非公開求人が見つからない(求人を網羅できない)
転職エージェントは会社ごとに得意とする業界や企業があります。
表向きではIT業界やコンサル業界を得意としています、と言ってきてくるものの、
扱っている求人は他の転職エージェントとほぼ変わらない平凡なものばかり。。というケースもあります。
対して、IT業界、コンサル業界に特化して昔からIT、コンサル業界の企業への紹介実績が多い転職エージェントは、
企業から特別に非公開求人をもらっている事も多々あります。
しかし1つの転職エージェントだけでは、非公開求人含め、求人を網羅することは不可能です。
そのため、特徴が異なる転職エージェントを複数組み合わせて、
あらゆる求人を網羅できるようにすることがポイントです。
理由②:好条件でオファーがもらえない
転職エージェントはあなたの希望年収を元に、企業に交渉をする役割を持っています。
しかし転職エージェントも皆さんと同じ人間ですから、交渉力にばらつきがあります。
ただし、どの転職エージェントに依頼するかは事前に指定できないことがほとんどなので、
「企業として」交渉力が高く、仕組みがある程度確立されているところがおすすめです。
また、IT・コンサル業界に特化している企業ほど、紹介先企業への実績が多く、
交渉時に融通が効きやすくなることも多いので、そういった企業を選びましょう。
理由③:強引に転職させられる
転職エージェントのビジネスモデルを皆さんはご存知でしょうか。
転職エージェントにお金が入るのは「皆さんが転職先を決めたとき」です。
つまりボランティアでない以上、転職エージェントは皆さんを少しでも早く転職させよう、
という気持ちになる事が多いです。
これはある程度仕方ないことですが、もしいま相談しているキャリアアドバイザーが、
意思決定をあまりにも急がせてくるという事があれば見直してもいいかもしれません。
【厳選】今からでもこの3つの転職エージェントは押さえておくべき
ITコンサル転職を少しでも考えている方に「この3社は外せない」という厳選企業をご紹介します。
なぜこの3社なのかというと「求人がほぼ全て網羅」でき、「自分に合った企業から内定が出る可能性が高い」からです。
この中でまだ登録していないエージェントがあれば、登録して一度相談されることを強くおすすめします。
マイナビITエージェント
項目 | 詳細 |
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年齢層 | 特に20〜30代 |
独自の強み | ①業界大手であり求人数が豊富 (コンサル系もSI・社内SE系もどちらも扱っているため、「まだITコンサル業界にいくか悩んでいる」人にも、別の角度から合った求人を紹介してくれる。) ②「IT領域に特化」しており、IT業界の理解が深いアドバイザーが多い。 ③最先端技術が扱える非公開求人もあり、エンジニア思考の人にもおすすめ。 |
紹介先企業例 | 野村総合研究所(NRI)、NTTデータ、アクセンチュア(IT部門)、スクエアエニックス、Skyなど多数 |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
アクシスコンサルティング
項目 | 詳細 |
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年齢層 | 特に20〜40代 |
独自の強み | ①コンサル業界に特化しており、未公開求人を多数かかえていること(全体の約8割) ②コンサル業界のCEO・幹部クラスとの繋がりが強く、好条件(高年収)でのオファーが見込めること ③社員の士気が高く「良い」キャリアアドバイザーに巡り会える可能性が高いこと(これ地味に重要) |
紹介先企業例 | アクセンチュア、BIG4(デロイト、PwC、EY、KPMG)、アビームコンサルティング、日本IBM、フューチャー、など(未公開求人も多数) |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
JACリクルートメント
項目 | 詳細 |
---|---|
年齢層 | 特に30〜50代 |
独自の強み | ①ハイキャリアに特化しており、極めて好条件の求人が多いこと ②高年収獲得を売りにしており企業への交渉力が極めて高いこと ③企業幹部が狙える「未公開求人」も扱っており、自分の力を試せること |
紹介先企業例 | 非公開だが、大手〜急成長ベンチャー企業・外資系まで様々(自分に合った求人が紹介される) |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
✓アクシスコンサルティングはITコンサルの未公開求人が多いため、自分に合ったITコンサル求人が見つかりやすい。
✓JACリクルートメントは難易度高いが「チャレンジ求人」だと思って登録してみる。運良く、想定以上の高年収でオファーが出るということもある。
✓ふまえて、この3つの転職エージェントでITコンサル転職活動は網羅できる。
まとめ
・コンサル未経験者でも能力開発がしやすくオススメである一方、ハードワークになる可能性も覚悟しよう。
・また、1社だけで決めるのではなく他企業も併願で受けるべき。
・転職エージェント選びで失敗することは致命的なので、見直しが必要な方は早急に行うべき。
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