こんな悩みを解決します。
最近、キャップジェミニというコンサル会社の存在を知って興味がある。年収はどれくらいなんだろうか、悪い評判などないのだろうか。併せて受けたほうが良い企業はないだろうか。
<本記事の内容>
・キャップジェミニと併せて受けたほうが良い企業についてわかる。
・もしこの3つの転職エージェントを使っていなければ絶対「損」。今からでも活用すべし。
<この記事の執筆者>
この企業はコンサル未経験者も採用をしており、転職エージェントからもよく薦められる企業の一つかと思います。
しかし、日本法人は2013年設立と新しく、出回っている情報も少ない為、
この企業は良いのか悪いのか・自分に合っているのか?など不安に感じられている方も多いと思います。
そこで今回、ITコンサル業界で3000名以上のキャリア面談経験のある私からご紹介します。
キャップジェミニとは、特徴
キャップジェミニは、1967年にフランスで創業された外資系コンサルティングファームです。
日本での知名度はそこまでありませんが、
実は、全世界約50カ国で社員数は25万人を抱えており、
業績は世界トップ10に入る入るメガファームです。
2013年に日本に進出しており、約500名規模に成長しております。
日本法人では
①経営コンサル、IT・PMOコンサルなどを行う「コンサルティングサービス」
と
②エンジニアリング領域を行う「テクノロジーサービス」
の2軸で事業展開をしております。
キャップジェミニの年収は。1000万超えはいつできる?
平均年収:875万(算出対象人数25名)
平均年齢:35歳
平均を大きく上回っている水準であると考えられます。
※キャップジェミニの役職別の想定年収
アソシエイトコンサルタント:500万〜
コンサルタント:600万〜
シニアコンサルタント:700万〜
マネージャー:800万-1100万
シニアマネージャー:1100万-1400万
ディレクター:1400-数千万
コンサル未経験者だと、コンサルorシニアコンサル職での入社がほとんどでしょうから、
入社3〜5年程度でマネージャ、1000万というのが見えてくると思われます。
平均年齢も考慮すれば30代後半〜40代前半で1000万は十分可能だと思われます。
キャップジェミニの評判
社員の声で、多くあがっているものをまとめました。
(私の個人的な繋がりや、信憑性の高いサイト情報を元にしています。)
「良いコメント」と「悪いコメント」が半々くらいです。
<要点まとめ>
②会社としてのフォローはあまり期待しない方が良い。
その為、ワークライフバランスが取りづらかったり、福利厚生がほとんどないということを念頭におくと良いでしょう。
③給与水準は高い。年収重視の方にもあっている環境です。
キャップジェミニの求人
中途採用で募集している職種のうち、主な求人をピックアップしてお伝えします。
求人②:製造開発領域 コンサルタント
求人③:金融領域 ITコンサルタント
求人①:ビジネスアナリスト
想定対象年齢 | 20代後半〜 |
想定オファー年収 | 500万〜1000万 |
必須経験 (Must) | ・7年以上の実務経験 ・3年以上の証券におけるシステム開発に従事した経験 ・フロント業務の理解 ・コミュニケーション、プレゼンテーション、ドキュメンテーションなど基本的なスキル |
歓迎経験 (Want) | ・ウォーターフォール型の開発経験 ・Azure、AWS、GCPなどのクラウドサービスを利用した開発 ・SFDCの導入または、SFDCを利用した開発経験 |
踏まえて分かること | 「証券」におけるシステム開発が必須ですので、証券業界経験のあるコンサル未経験者はチャンスです。 |
求人②:製造開発領域コンサルタント
想定対象年齢 | 20代後半〜 |
想定オファー年収 | 500万〜1200万 |
必須経験 (Must) | ・ドキュメンテーション(PPT、Excel。概念的なものから具体説明まで目的に応じた分かり易い資料作成) ・プレゼンテーション(クライアントへの説明、QA対応など。) ・ファシリテーション(クライアントミーティングのリードなど。) ・交渉力・関係構築能力(カウンタパーソンとの折衝、コミュニケーションなど。) |
歓迎経験 (Want) | ・製品開発領域におけるプロジェクト経験/業務経験のある方 ・英語中級(英文メールの読み書きや、挨拶程度の会話)以上 |
ふまえて分かること | 製品開発領域経験は必須ではないため、基本的なスキル(ドキュメンテーション、コミュニケーションなど)があれば、採用可能性があるポジションです! コンサル未経験者でも積極的に受けてみるといいと思います。 |
求人③:金融領域ITコンサルタント
想定対象年齢 | 30代〜 |
想定オファー年収 | 700万〜1500万 |
必須経験 (Must) | ・コミュニケーション、プレゼンテーション、ドキュメンテーションなどの基本的なコンサルティングスキル (経験年数5年以上が目安) ・プロジェクトチーム内のリーダーとして下位者と共に、上流~中流のプロジェクトをリードした経験 ・システム開発 (要件定義、設計、開発、テスト) に従事した経験 (経験年数5年以上が目安) ・言語:英語 (Business level)、日本語 (Fluent level) |
ふまえて分かること | 金融業界経験は必須ではないが、英語はビジネスレベルで必要。 英語力に自身があれば、コンサルファーム出身でなくとも採用される可能性がありますので、積極的に受けてみましょう。 |
最新の求人情報は優良な転職エージェントに質問することがオススメです。
キャップジェミニと併願で受けたい企業5選
デロイトトーマツコンサルティング
Big4の一角で戦略〜業務コンサルティングを得意としております。
近年ではデジタル領域を強化しており、ITコンサルティングができる上流SEの採用も積極的に行っております。
ITコンサル業界でもかなりの高待遇であり、ITコンサル業界年収ランキングでは1位の企業です。
独自調査の年収ランキングは以下URLを参照ください
【ランキングあり】30代1000万超えは普通?ITコンサルの年収について。
チャレンジ応募になるかもしれませんが、合格したらラッキーという気持ちで受けてみるのはありだと思います。
アクセンチュア
業界最大手の総合系コンサルファームです。
コンサル未経験のIT人材、非IT人材の採用も積極的に行っております。
クライアントも業界トップシェアの企業が連なり、大規模案件に携われる可能性が高いです。
求人も豊富ですので、最新の求人情報は優良な転職エージェントと相談することをおすすめします。
(優良な転職エージェントについては後述)
ベイカレント・コンサルティング
東証一部上場の日系コンサルティングファームです。
※ディルバート創業者の出身ファームです。
外資ファームに劣らない高年収が魅力で入社する方も多いです。
「年収重視」の人は受けてみ事ををおすすめします。
マネジメントソリューションズ
社名のとおり「マネジメントコンサル」に特化したコンサルティングファームです。
いわゆるPMOコンサルタントとしての専門性を磨くことができ、
「マネジメント」に興味があるという方は特にオススメのファームでしょう。
マザーズ上場ですが、社員数250名ほどとそこまで組織が肥大化していないため、
ある程度の裁量、安定感のある中でマネジメント力を磨きたいという方にうってつけのファームです。
【コンサル転職】マネジメントソリューションズ(MSOL)の年収・評判・求人。悪い評判とは?
スカイライトコンサルティング
国内独立系のコンサルティングファームであり、アクセンチュア出身者が創業しました。
社員数は150名ほどとそこまで規模は大きくないものの、少数精鋭でコンサルサービスを提供しております。
和気あいあいとした社風で、社員同士が非常に仲が良いため、
一緒に働く人を重視する方にはおすすめのファームです。
【後悔しないために】転職エージェントを適当に選んではいけない理由
この記事をお読みの方は、すでに転職エージェントを利用している方も多いかと思います。
しかし、ITコンサル転職を成功させるためには「絶対に」適当に転職エージェントを利用してはいけません。
その理由を解説します。
理由①:非公開求人が見つからない(求人を網羅できない)
転職エージェントは会社ごとに得意とする業界や企業があります。
表向きではIT業界やコンサル業界を得意としています、と言ってきてくるものの、
扱っている求人は他の転職エージェントとほぼ変わらない平凡なものばかり。。というケースもあります。
対して、IT業界、コンサル業界に特化して昔からIT、コンサル業界の企業への紹介実績が多い転職エージェントは、
企業から特別に非公開求人をもらっている事も多々あります。
しかし1つの転職エージェントだけでは、非公開求人含め、求人を網羅することは不可能です。
そのため、特徴が異なる転職エージェントを複数組み合わせて、
あらゆる求人を網羅できるようにすることがポイントです。
理由②:好条件でオファーがもらえない
転職エージェントはあなたの希望年収を元に、企業に交渉をする役割を持っています。
しかし転職エージェントも皆さんと同じ人間ですから、交渉力にばらつきがあります。
ただし、どの転職エージェントに依頼するかは事前に指定できないことがほとんどなので、
「企業として」交渉力が高く、仕組みがある程度確立されているところがおすすめです。
また、IT・コンサル業界に特化している企業ほど、紹介先企業への実績が多く、
交渉時に融通が効きやすくなることも多いので、そういった企業を選びましょう。
理由③:強引に転職させられる
転職エージェントのビジネスモデルを皆さんはご存知でしょうか。
転職エージェントにお金が入るのは「皆さんが転職先を決めたとき」です。
つまりボランティアでない以上、転職エージェントは皆さんを少しでも早く転職させよう、
という気持ちになる事が多いです。
これはある程度仕方ないことですが、もしいま相談しているキャリアアドバイザーが、
意思決定をあまりにも急がせてくるという事があれば見直してもいいかもしれません。
【厳選】今からでもこの3つの転職エージェントは押さえておくべき
ITコンサル転職を少しでも考えている方に「この3社は外せない」という厳選企業をご紹介します。
なぜこの3社なのかというと「求人がほぼ全て網羅」でき、「自分に合った企業から内定が出る可能性が高い」からです。
この中でまだ登録していないエージェントがあれば、登録して一度相談されることを強くおすすめします。
マイナビITエージェント
項目 | 詳細 |
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年齢層 | 特に20〜30代 |
独自の強み | ①業界大手であり求人数が豊富 (コンサル系もSI・社内SE系もどちらも扱っているため、「まだITコンサル業界にいくか悩んでいる」人にも、別の角度から合った求人を紹介してくれる。) ②「IT領域に特化」しており、IT業界の理解が深いアドバイザーが多い。 ③最先端技術が扱える非公開求人もあり、エンジニア思考の人にもおすすめ。 |
紹介先企業例 | 野村総合研究所(NRI)、NTTデータ、アクセンチュア(IT部門)、スクエアエニックス、Skyなど多数 |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
アクシスコンサルティング
項目 | 詳細 |
---|---|
年齢層 | 特に20〜40代 |
独自の強み | ①コンサル業界に特化しており、未公開求人を多数かかえていること(全体の約8割) ②コンサル業界のCEO・幹部クラスとの繋がりが強く、好条件(高年収)でのオファーが見込めること ③社員の士気が高く「良い」キャリアアドバイザーに巡り会える可能性が高いこと(これ地味に重要) |
紹介先企業例 | アクセンチュア、BIG4(デロイト、PwC、EY、KPMG)、アビームコンサルティング、日本IBM、フューチャー、など(未公開求人も多数) |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
JACリクルートメント
項目 | 詳細 |
---|---|
年齢層 | 特に30〜50代 |
独自の強み | ①ハイキャリアに特化しており、極めて好条件の求人が多いこと ②高年収獲得を売りにしており企業への交渉力が極めて高いこと ③企業幹部が狙える「未公開求人」も扱っており、自分の力を試せること |
紹介先企業例 | 非公開だが、大手〜急成長ベンチャー企業・外資系まで様々(自分に合った求人が紹介される) |
無料登録は下記リンクから簡単にできます。
✓アクシスコンサルティングはITコンサルの未公開求人が多いため、自分に合ったITコンサル求人が見つかりやすい。
✓JACリクルートメントは難易度高いが「チャレンジ求人」だと思って登録してみる。運良く、想定以上の高年収でオファーが出るということもある。
✓ふまえて、この3つの転職エージェントでITコンサル転職活動は網羅できる。
まとめ
・グローバルな環境で働きたいという人には向いている一方、会社からのフォローを求める人には向いていない。
・また、1社だけで決めるのではなく他企業も併願で受けるべき。
・転職エージェント選びで失敗することは致命的なので、見直しが必要な方は早急に行うべき。
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